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ファクタリングの審査の際、担当者の訪問による面談は受けるべき?

ファクタリング会社へ審査を依頼すると、担当者から訪問による面談を希望されることがあります。
経営者側からすると、従業員へのイメージであったり、事務所自体に来客スペースがなかったり、様々な事情で訪問での面談はあまり気が進まない、というケースがあるかもしれませんが、審査をスムーズに進める上では担当者に来てもらった方が良い場合もあります。
しかし…

訪問による面談は、ファクタリングの審査で大きなウェイトを占める

ファクタリング会社はあくまで売掛金を買取って資金化する商社的な動きをしていて、金融機関のように貴社の信用情報を閲覧したりすることができません。
売掛先に対する審査についても、2社間取引では売掛先に直接売掛金についての照会をかけることができないため、

  1. Webや東京商工リサーチ、帝国データバンク等の公表されているデータを収集
  2. 貴社との取引状況や成因資料で売掛金の有無を確認

というような部分を拠り所にして審査を行うしかありません。

そのため、貴社の事業の状況や事業所の所在、従業員の有無なども含めて、「貴社が事業を実際に行っている現場」を面談時に確認し、代表者であるあなたの「人となり」を見てくる、という審査項目のウェイトは必然的に大きくなるのです。

買えるか買えないか、ギリギリの分かれ目になることも

売却したい売掛金が大手企業との取引ばかりであればそのような心配はいらないかもしれませんが、継続的に取引があり、入金の遅延などがなかったとしても企業規模の小さい売掛先の売掛金を売却しようとした際には、審査でギリギリの判断になることもあり得ます。
その際、訪問による面談を受けていなければ「今回はお見送り」となってしまうものが、面談に来た営業担当の「私は相手の事業所に行ってきましたし、きちんと事業をされていましたので大丈夫と思います」の一言があれば一転「可決」となることもあるのです。

従業員に対してファクタリング利用が分からないようにするには

事業所内に個室の打合せスペースがない場合など、事業所内で審査の打合せを行ったりすると、従業員にファクタリング利用が分かってしまい、余計な心配をかけてしまう、というような不安がある場合は、
「事業所内に個室の打合せスペースがないので、事務所や会社を見ていただいて、細かい打合せは喫茶店か何かに移動して行うようにしても良いですか?」
というような感じでファクタリング会社の担当者と約束をとる際に伝えておき、最寄り駅でファクタリング会社の担当者と待ち合わせをするのが良いです。

駅から会社へ向かう際に、「従業員はファクタリングのことを知らないのでわからないようにしてほしい」ときちんと伝えておけば、ファクタリング会社の担当者は配慮をしてくれるはずです。
貴社の状況をきちんと見せた上で細かな打ち合わせは外部で行うようにすれば、会わずに電話やメールだけで審査を進めるよりは可決の可能性は高まるはずです。

300万以上の調達を希望している場合、訪問による対面は必須と思った方が良い

ファクタリング会社の中には、対面なしで郵送やオンラインのみで契約が完結できると謳っているところもあります。
恐らく契約は可能なのだと思いますが、私は少額の買取に限ってなのではないかと思います。
売掛金を売却して300万以上の資金調達を考えている場合は、ファクタリング会社の担当者の訪問調査と対面による面談・契約は必須と思っておいた方が良いでしょう。
あなたが2社間ファクタリングで300万以上の売掛金を買取る側であったなら、「買えるかどうかの判断は相手の事務所へ行って、社長に会ってから」と考えるのは至極当然だ、というように思うはずです。
月末が近づき非常に忙しい中とは思いますが、何とか面談の時間を確保する前提で交渉を進めるようにしてくださいね。
「会えないから最終的な判断がつかない」が否決の理由になることも実際にあるのですから。

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