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ファクタリングと融資の違いを理解しましょう

ファクタリングは売掛債権を買い取ることで企業の売掛金の早期資金化を実現する資金調達方法です。
ファクタリング会社との取引は、3社間の場合は売掛債権の売却を3社間で締結した時点で取引自体が完了します。
2社間の場合は、貴社がファクタリング会社に変わって債権回収を代行し、売掛先からの入金をスライドでファクタリング会社に支払いして完了です。

結果として、ファクタリング会社との付き合いが複数回に渡るにせよ、それぞれの取引は1回限り、売掛債権の売買で完了するものです。
この点が融資とは決定的に異なる点であり、金融機関のように、融資金を数年にわたって回収するわけではありません。

金融機関とファクタリング会社では審査のポイントが異なる

金融機関は貴社へ事業資金を貸し付けし、一定の金利を得ながら長期にわたって融資した資金を返済してもらいます。
そのため、貸し付けを行うにあたっては、返済期間中に貴社が経営に行き詰まったりすることがないかどうかを慎重に審査します。
決算書や入出金の状況、資金使途などを慎重に見極めますし、代表者の個人保証を取ったり、場合によっては担保を要求することもあります。

ファクタリング会社の場合は、あくまで売掛債権を買い取って資金化のお手伝いをするだけです。
そのため、貴社の財務状況をそれほど重視しないのです。
ファクタリング会社が審査の際に重視するのは、

  • 売掛先の経営状態は健全か
  • 貴社と売掛先との取引状況は良好か
  • 売掛先との契約に、売掛債権の譲渡禁止の特約はついていないか
  • 買い取ろうとしている売掛金が、既に他社に売却されたりしてないか

というような項目です。

貴社の財務状況や決算書を念のために確認するのは、主に税金の滞納、社会保険料の滞納状況でしょう。
こちらについても、すぐに滞納処分(差し押さえ)が入る状況でなければ審査へ影響を与えることはありません。

2社間取引の場合に、ファクタリング会社が追加で見ること

3社間ファクタリングであれば、前章でご説明した4つの要件を審査すれば充分に買い取り可能かの判断がつくと思われます。
2社間取引の場合は、売掛先に債権譲渡の事実をお知らせすることなく、貴社にこれまで通りに売掛先から支払われた売掛金を
ファクタリング会社へ支払いしてもらわなくてはなりません。

そのため、ファクタリング会社は2社間取引の場合あと2つ、チェックすると思われます。
その2点とは、

  • 今回のファクタリングで資金ショートは完全に回避され、翌月以降の事業継続は確実なのか
  • 売掛金の支払期日に、確実に回収代行業務(売掛先からの回収を代行し、ファクタリング会社へ支払う)を履行してもらえるのか

です。

つまり、ファクタリング会社は、代表者であるあなたが「信頼に足る人物」であるかを非常に重要視していると考えられます。
数年先の長期的な経営状況の展望ではなく、翌月末の約束をきちんと守ってもらえる人かを見ているのです。

そう考えれば、決算の状況や財務状況、売上の見通しなどに下駄をはかせて語るより、今回ファクタリングを活用して資金調達を行うに至った経緯や、苦しい状況からどのように立ち直っていこうとしているのかをストレートに説明する方が好感を持ってもらえると考えられます。
金融機関ではなく、ファクタリング会社へ資金調達の相談を行っている時点で、資金が必要な期日であったり、これまでの借り入れの状況であったりと、金融機関での対応が難しい案件であろうということはファクタリング会社側も認識しています。
変に取り繕うよりも、ありのままを見せて資金繰りや今後の見通しを話す方がファクタリング会社からの信頼も得られ、審査もスムーズに進みます。

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