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ファクタリングの審査に通らない?原因と対策

月末の決済期限が迫っているのに、ファクタリングの審査に通らない、という事態が起こるとまさに非常事態です。
なぜ審査に通らないのか?
ファクタリング会社は申込者である貴社や代表者の信用情報を見て審査をしているわけではありません。
決算書で赤字が続いていても、ファクタリングはあくまで売掛金の売買を行う仕組みですので、売掛先がしっかりしていれば全く問題はないはずです。
ではどこに、審査に通らないような問題点があるのでしょうか?

審査に引っかかるポイントの大半は入出金の履歴

ファクタリング会社は、売掛金を買取って早期にクライアント企業の売掛金を資金化し、買取った売掛金が回収されて入金されることで収益を得ています。
そのため、売掛金が間違いなく集金されて業者へ入金されると判断すれば買取を実行できます。
売掛金が間違いなく回収され、入金されるのか?
その判断を、多くのファクタリング会社は通帳の入出金の履歴に基づくヒアリングによって行っているものと思われます。

「疑わしき」は基本的にNGに、という風潮も出てきている

本サイトで紹介しているような信頼できるファクタリング会社は、しっかりとした審査ノウハウと取引実績を持っています。
しっかりとした審査を行いながら即日資金化対応が可能なのは、その蓄積したデータと審査ノウハウがあるからと言えます。
ファクタリングが中小企業の資金調達手段として浸透していくに従い、事故件数が急速に増加していることも事実で、信頼できる業者は審査にも慎重です。
金融機関とは違い、買い取った売掛金以外に提供した資金を回収する方法がありませんので、「疑わしい案件は基本的にNGに」という慎重な姿勢になってきているのです。
2社間ファクタリングの黎明期に比べて、手数料相場が引き下げられてきていることも影響していると思われます。

審査に通らない理由①:不明瞭な入出金

企業の資金繰りが悪化し、長期にわたって他のファクタリング会社や街金と付き合っていると、取引方法によっては多額の現金取引が発生するようになり、特に出金の履歴が目立つようになります。
(現金取引の場合、業者からの入金は手渡しなので恐らく通帳には残らないと思われます。)
多額の現金が引き出されていてその支払先がはっきりしない、となるとファクタリング会社はまず他社利用を疑います。
その際、必ず代表者の方へ出金の内容・使途を確認するヒアリングが入ります。
ここで明確な回答ができないとファクタリング会社は「他社取引の可能性あり」と判断して審査を行うことになります。
もし実際に他社利用中なのであれば、経営者側から「他社を使っている」、「乗り換えを検討している」というような明確な意思表示を行った方が、取引実態を隠すよりも良い結果になると思われます。

審査に通らない理由②:他社の登記がついている

他のファクタリング会社から債権譲渡登記をつけられている場合、仮にそのファクタリング会社との取引が完了していても登記がついた売掛先の売掛金は買い取ってもらえない可能性があります。
この場合は取引が終了したファクタリング会社へ依頼して速やかに登記を取り下げてもらうしかありませんが、月末が差し迫っている場合などでは乗り換えは間に合わない可能性もあります。
本サイトで紹介している事業者は、顧客企業の了解なく勝手に登記をつけたりする会社はもちろんありませんが、原則登記を行うという考えで手数料を安く設定している事業者はあります。
債権譲渡登記は乗り換えなどの弊害になることもありますので、常に確認を行っておくのが望ましいです。

自社に債権譲渡登記がついているのかどうか、登記情報はWebからも簡単に取得することができます。

https://www1.touki.or.jp/service/articles_onetime.html

ネガティブな情報は隠してもどうせバレる

このような入出金や登記の情報から見え隠れするネガティブな情報は隠そうとしてもバレますし、仮にバレなくても「疑わしい」という評価がつくとファクタリング会社は買取に相当消極的になります。
大抵のファクタリング会社では、審査を行う担当とお客様に対応する営業担当は別ですから、営業担当は審査担当から何か聞かれる度にあなたに電話してきます。
「聞きたいことがあるなら一度に聞けよ!!」と、経営者であるあなたは怒りを覚えると思いますが、残念ながら大抵のファクタリング会社の営業担当はそんなものです。
ネガティブな情報がある場合、すでにあなたは把握しているはず。
逆に現状を全て話した上で買い取ってくれる業者を探す方が、審査で引っ張る時間が短く済みます。

審査が長引いているのか、単に放置されているのか?

散々審査で引っ張られて結果否決では、それこそ他社に申込をしたり資金繰りを検討する時間が無くなってしまいます。
資金繰りに行き詰って追い詰められた気持ちになっていると、「審査中」で明確なNGがついていない状態だと、次の申し込みは行わずに期待して待ってしまったりしますが、実際のところどうでしょうか?
先程申し上げた通り、大抵のファクタリング会社では審査を行う担当とお客様に対応する営業担当は別です。
営業担当は当然ながら、目標や予算を与えられて活動していますから、月末の申込みが集中している時期だと複数の案件を同時進行で対応しているケースもあります。
そんな中、審査担当からヒアリングを要求された状態であなたの案件が放置されているとしたら…
可能性は十分にあります。
あまりに審査に時間が掛かる様なら、あなたの方から見切りをつけて別の業者へ問合せを行うことも大切です。

銀行もノンバンクもファクタリング会社もそこは同じ、月末の資金繰りに必死なのは経営者であるあなたの方だけなのです。
毎度申し上げることですが、できるだけ時間にゆとりを持ち、少しでも有利な取引を行えるようにじっくりと良い業者を探すようにしましょう。

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