今日判明した入金ずれ、本日中に資金調達は可能？

2019年4月2日 2019年4月2日

ファクタリングでの即日での資金調達を実現するには

突然、月末の売掛入金がずれることが判明！
支払手形や買掛の支払いなど、どうしても即日で資金調達をしなければならない、となった場合、ファクタリングなら対応が可能です。
今回は、即日での資金調達を可能とするために必要なことをご説明します。

まずは一旦落ち着いて。本当に今日払わないとダメ？

即日の資金調達、といっても色々で、月末当日の夜までかかっても良い場合と、当日中に資金化を完了した後、振込による支払いまで完了しなくてはならない場合では時間的なゆとりが随分違います。
後者の場合、14時ごろまでに売掛金の売買契約を完了してファクタリング会社から入金してもらい、払込を完了しなくてはなりませんから、ファクタリング会社の営業時間が9時30分からだとしても4時間半しかありません。
このようなタイトなスケジュールで対応が可能なファクタリング会社はそう多くありませんし、審査時間があまりにも短いため、あまり良い条件での取引は期待できないと思われます。

本サイトでは再三申し上げている通り、「入金がないから払わない」というのもある意味資金繰りの一つです。
結果としてファクタリングで入金ずれを埋めるとしても、数日支払いを待ってもらい、少しでも良い条件で取引できるファクタリング会社を探すことが望ましいです。

そうは言っても様々な事情で背に腹は代えられない、という場合は、審査を少しでもスムーズに進めるために下記の点に留意しましょう。

まずは必要な調達額の買取査定と審査可決が必須

このようなタイトな条件でのお申し込みの場合、当然ながらファクタリング会社の対応はやや消極的になります。
審査に十分な時間が取れないために、高めの手数料見積りや低い掛け目を提示せざるを得ないからです。
そのため、どうしても即日で資金調達を実現したい場合は、必要な調達額に対して十分な売掛金を買取査定に出す必要があります。

申込をするファクタリング会社は厳選して1社ずつ

このような状況だと多くのファクタリング会社へ一気に申込を行い、対応してくれるところがあればそこへ申込み、と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、時間を区切って1社ずつ、本日の資金化が可能なファクタリング会社へあたっていく方が無難です。
多くのファクタリング会社へ一斉に申込情報を送ってしまうと、折り返しの連絡に対する対応だけであっという間に数時間過ぎてしまいます。

審査を少しでもスムーズに進めるためのポイント

・売却する売掛金は、成因資料が完備できるものにする（継続取引であるもの、契約書や発注書があるもの、過去の入出金履歴で取引を確認できるもの）
・審査書類として最初の段階から、成因資料、決算書、通帳の履歴はすぐに出せるようにしておく
・自社の登記簿は、日付が古くても手元にあれば合わせて出す
以上のような準備を整えてお申し込みをすることで、ファクタリング会社とのやり取りがスムーズにいきます。

自分がファクタリング会社へ出向いて面談・契約を行うつもりで

月末当日だったりすると、ファクタリング会社の係員は既に約束が朝から夜まで詰まっていて貴社へ訪問して契約手続きを行うことが難しいケースも考えられます。
あなたがファクタリング会社へ出向いて面談・契約を行うことが可能であれば、即日での資金調達の成功確率が上がります。

契約に必要な書類は並行手配で進める

売掛金の売買取引の際、ファクタリング会社との契約には登記簿謄本や法人の印鑑証明書が必要になります。
発行日から2ヶ月以内の書類が手元にない場合や、ファクタリング会社から提示された部数が手元にない場合は、審査と並行して取得しておく必要があります。

当日申込で銀行営業時間内に完了、というのは現実的ではない

いかがでしょうか。
ここまでやっても、当日ファクタリングを申込し、銀行営業時間内に契約を完了して支払いに充てる、というのはかなり難しいということが感じていただけると思います。
もちろん、このような最速の対応してもらえるファクタリング会社もありますし、当日の資金調達は可能です。
ただ、諸々のやり取りを考えると当日内、その日の夜までに契約を完了して資金化を実現し、実際の取引先への支払いは翌日に対応というのが最速ではないかと思われます。